レビュー「S.H.Figuarts ワンダーウーマン(WW84)」
2020.05.28
女性監督作品、女性が主役のアクション映画として史上最大のヒットを記録した『ワンダーウーマン』の続編として、期待が高まる続編『ワンダーウーマン1984』。前作から3年ぶりとなる最新作では、舞台を第一次大戦から、現代に近い過去であり、米ソ冷戦下である1984年に移した、ワンダーウーマンの新たな戦いが描かれます。
アメコミ史上、最も歴史のある女性ヒーローにして、アメコミ映画の女性ヒーローの代表的な存在ともなったワンダーウーマンが、S.H.Figuartsで発売決定! その魅力を紹介していきましょう!
ワンダーウーマンは、2016年公開の『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のクライマックスでの主役2人に引けを取らない活躍で映画に初登場。翌年の2017年8月には、単独主役映画にしてその誕生譚が描かれた『ワンダーウーマン』で、本格的な活躍を披露。アメコミ女性ヒーローの代表的な存在感を示しました。
その数ヶ月である2017年11月には、DCヒーローが集結する『ジャスティス・リーグ』に三度登場。劇中では、バットマンと共にチームを引っ張り、ヒーローチームにおける主戦力を担うという重要なポジションで再び大活躍を見せてくれました。
そして、満を持した4作目の登場作品となる『ワンダーウーマン1984』が近日公開となります。S.H.Figuartsでは、最新作のワンダーウーマンの姿を劇中に忠実にアクションフィギュア化しています。
今作のワンダーウーマンのコスチュームは、『ジャスティス・リーグ』版から変更となった頭部は新たなデザインとなったプリンセスティアラを再現しています。また、『ジャスティス・リーグ』版では、武器を吊していた革製のストラップを身に着けていましたが、それが無くなり、よりコスチュームの全体像が見えやすいスタイルに変化。真実の投げ縄を引っかけるフックもアーマーと一体となった新たな形状を再現しています。
もちろん、アーマーの各部に刻まれた歴戦の傷や質感を感じさせるディテールは健在です。
塗装も衣装部分はほとんど金属感を感じさせるメタリック調ながらも、派手になりすぎないような絶妙な色合いを再現。防具として弾丸を弾き返す強度を持つブレスレットは、存在感が光るメッキ調のような色合いとなっています。
頭部造形はさらにクオリティがアップ! ワンダーウーマン=ダイアナを演じるガル・ガドットの気品を感じさせる美しさと精悍さを併せ持つ表情を忠実に立体化。活動的な印象を持たせる褐色に近い肌の色と、実写系の立体化にはお馴染みとなった「魂のデジタル彩色」によって、劇中イメージそのままのワンダーウーマンとなっています。
表情はまっすぐ正面を見据えるタイプと、ポージングを演出しやすい睨みを効かせたタイプの2種類が付属します。
ワンダーウーマンの魅力と言えば、やはりアクションの数々。ここでは、別売りの魂EFFECTシリーズを使用して演出した特徴的なポージングを紹介していきましょう。
ワンダーウーマンのアクションの源となるのは、「疾走」。高い身体能力を感じさせる、戦いの場を素早く駆け抜ける姿は、それだけでもバッチリと決まります。
魂EFFECTのWAVEやWINDを配置して演出することで、風を切って走るインパクトをフィギュアでも表現できます。
ジャンプと共に、ワンダーウーマンの代表アクションとなるのは「跳躍」。超人的なパワーでジャンプする彼女は、滞空時間が長く優雅な雰囲気を見せることもあれば、力強い着地も見せてくれます。
魂EFFECTのIMPACTを使用すれば、強く地面を踏みしめて高々とジャンプする瞬間、そして、高い跳躍から一気に着地した迫力などを表現することができます。また、WINDを使用すれば、ジャンプ後に降下を始めた華麗な姿も演出することができます。
ワンダーウーマンの印象深いアクション要素として欠かせないのは「ブレスレットを使った防御」。飛んでくる銃弾を腕のブレスレットを使って弾き返すアクションは、ワンダーウーマンの身体能力と動体視力の高さを知ることもできて、カッコイイ! 魂EFECTのBURNINGと組み合わせれば、激戦の中での防御シーンを再現することが可能です。
ブレスレットをクロスさせることで発生する衝撃波は、彼女の必殺技のひとつ。
魂EFECTのWAVEやEXPLOSIONを使用して衝撃波の広がりを表現すると迫力もアップ!
今回の付属アイテムで最大の目玉となるのは、「真実の投げ縄」。新たな造形により、躍動感の増した投げ縄は、さまざまな腕の角度やポージングと組み合わせて楽しむことができます。
予告編では雷鳴に投げ縄を引っかけながら移動するシーンが印象的なので、ジャンプしながら投げ縄を持たせ、魂EFECTのTHUNDERを配置すればシーンのイメージに近いディスプレイが可能です。
しゃがみながら、振り向きながら、ワンダーウーマンお得意のスライディングしながらなど、ちょっとポーズを変えると印象がガラリと変わります。
ワンダーウーマンはシンプルなデザインだからこそ、シンプルながらも多彩なアクションが映える女性ヒーローです。ぜひ、そのアクション性を楽しんでみてください。
RELATED ITEMS
※画像は掲載している写真は開発中の試作品やイメージを含みます。実際の商品とは多少異なる場合があります。
※記事内の情報は公開時点の現在のものです。掲載内容は予告なく変更になる場合があります。
※本サイト内の記事は予告なく掲載が終了する場合があります。